これからアメリカでキャンプをやってみたい人、
「アメリカで購入できるキャンプ初心者におすすめのファミリーテントを教えてほしい」
こういった疑問に答えます。
アリゾナに駐在後、こんなに多くの国立公園があるなら、キャンプやってみたいなー。と、いろいろ調べた結果、日本で購入できるテントのレビューはあるのですが、アメリカで購入できるおすすめのテントの紹介記事はありませんでした。
そこで、アメリカで販売されているファミリーテントのおすすめ5選を紹介します。
他のキャンプグッズは、こちらで紹介します。
アメリカで購入できるファミリーテントのおすすめ5選
REI co-op Kingdome 6 (REIキングダム6 )
おすすめ:★★★★(500ドル)
高い天井と2つの部屋で広々空間
大きな玄関で出入りしやすい
たくさんの収納ポケット
バックパック風キャリーバッグ
フロントはオプション
REIのキングダムテントの最大のおすすめポイントは、広々とした室内です。
普通のテントは、室内で立ったりすることがむずかしいですが、このテントはかなり考えぬかれたデザインで、人の動線をじゃませず、快適に過ごすことができます。
と言いつつ、実際、店の雰囲気で買っちゃったところが大きいです。
行ったことがある人なら分かると思いますが、REIの店内はおしゃれです。間違いなくテントもおしゃれですよね。これが最初に買った理由ですが、結果的に最高のテントでした。
実際に使ってみると、広々とした室内は、屋根に使われているポールがアーチ状になっていることで確保できているので、見た目もおしゃれになっています。日本では見ない形のテントですね。
このため、日本に帰国後もキャンプをする予定がある人には、特におすすめです。周りはスノーピークやコールマンと言った有名ブランドで、同じようなテントが多くありますが、REIのテントは見ないですからね。
また、オプションの日よけも合わせ購入することをおすすめします。値段は100ドル程度ですが、この日よけがあると、脱いだ靴を雨から守ったり、クーラボックスも置くことができ、かなり重宝します。
あとから買うと、高いしなー。となって、決断しにくいので、最初から持っておいても損のない一品です。
このキングダムのおすすめポイントとして、テントは通常、背が高いと、風に弱いのですが、意外と防風性があり、ひっくり返るようなことはありませんでした。もし、雨が降っても、山なりの形状のおかげがすぐに乾きます。
ドアが2箇所あり、それぞれメッシュと普通の生地をジッパーで調整することができます。
風を通したい時はメッシュ、着替えるときなどの見られたくないときは、普通の生地を選択できます。
もうちょっと改善してほしいのは、片側にオプションのひさしを付けても、反対側には付けられません。反対側の入り口は風通し程度と思っていたほうがよいです。 また、1人で設営はむずかしいです。2人いれば簡単に5分ほどで完了できます。
総合的に最もおすすめです。
4人用から8人用まであり、家族の人数に応じて選んでください。
The North Face Wawona 6(ザノースフェイスワオナ6)
おすすめ★★★★(400ドル)
換気で結露を減らすことができる仕組み
雨風に強い
短時間でのセットアップ
フロント部で調理するとの換気がむずかしい
ノースフェイスワオナは、REIのキングダムとどっちを選ぶか非常に迷う人も多いと思います。
風通しがよく、大きな窓が2つと上部に通気口があり、さすがノースフェイスだけあって、生地を触るだけで、これは耐候性があるなと感じます。
テント設営は非常に速くて簡単で、1人で行うこともできました。奥様に迷惑をかけないことは大きなポイントですね。
残念なポイントとしては、雨が降ったときに、テントの前で料理をすると、全ての煙がテントの中でこもってしまいます。換気をしようにも、ドアを空けると、雨が入って来るし、部屋を仕切ることも出来ません。これを回避するには、料理しないこと。なのですが、これはなかなか困りました。
そう言っても、雨は完全に防いでくれますし、耐久性も抜群です。値段がREIのキングダムより安いことも買いやすいですね。
またREIは雨に弱いと言われていますが、ノースフェイスは間違いないでしょう。
REI Co-op Camp Dome 4(REIコープキャンプドーム4)
おすすめ★★★($200ドル)
生地がすばらしい
セットアップが非常に簡単
初心者におすすめ
あまり室内は広くない
一般的なテントです。デザインからも、あー、これよく見るなー。と感じると思います。
実際に、店員さんに聞くと、「昔から使われているデザインだけあって、品質はよく、使いやすい」とのことです。
確かに、昔から使われているデザインと言うのは、それだけ洗練されていますので、初めてのテントとしてはおすすめできます。4人家族で使っても十分な広さを確保できています。
ただ、実際、中に入ってみると、ななめの壁があるため、少し狭く感じるかもしれません。
材質に関しては、触った感じは、さけたり破れたりしにくい厚い生地でできていました。雨の進入もなさそうな構造で、ポールもしっかりしており、耐久力は抜群です。
ひさしは、短いですが、横から雨が降らない限り十分でしょう。もし気になる人は、別でフライを購入することをおすすします。
2本のポールで一気にセットアップ出来るので、一人でも設営可能です。
スタンダードなデザインなので、特にダメなところもなく、値段も安く、最初に買うテントとしては満足できるテントです。
Coleman Carlsbad Fast Pitch 6(コールマンカールスバッドファストピッチ6)
おすすめ★★(280ドル)
室内は涼しい
簡単なセットアップ
安い
キャリーバッグは使用不可
ほこり・砂に対して密閉はできない
アメリカのブランドのコールマン。日本でも人気のテントを数多くあります。
セットアップは簡単で一人でできますので、奥様に迷惑をかけることもありません。
室内は外からの光をシャットダウンできるので、夜も周りの光が入らず、快適に眠ることができます。もちろん、昼間も太陽の光をシャットダウンできるので、比較的涼しく過ごせます。値段は、この広さにしては安いです。家族4人でも十分広く、おすすめです。
残念な点としては、フライはフロントのメッシュ部分をおおってくれないので、砂や雨が入って、最悪な状態になります。これは、絶対にレビューで書いておく重要なポイントです。何人も、しまった!と思ったことでしょう。
また風には弱いので、山の上では要注意です。さらに、テントが入っているカバンは、空けるときにはいいじゃん!と思いますが、二度と元の袋に入れることはできません。これは、別にゆったりとした袋を用意すれば解決できます。ただ、できれば公式のカバンがいいですよね。
これをおすすめする最大のポイントは、価格です。
キャンプしたいけど、2回目があるか分からない。自身がないなー。と言った人には是非おすすめの一品です。この値段でこの品質のテントは他にありません。
Caddis RAPID 6(カディスラピッド6)
おすすめ★★★(300ドル)
室内は広々
たくさんのポケット
収納スペースあり
フライが完璧
強風に弱い
ドアは雨ざらしになる
広めのテントで、家族でキャンプをしたい人におすすめです。
おすすめのポイントとしては、ポールがテントに組み込まれているので、大きいにもかかわらず、一人で設営することが可能です。広いテントがいいけど、奥さんが手伝ってくれない旦那さんにおすすめします。
また、レインフライが大きく、簡単にセットできます。広い室内、高い天井も快適に過ごすことができるおすすめのポイントです。キャンプテントでは小物の収納に困ることが多いですが、中にはたくさんのポケットがあり、スマホや車の鍵など、無くさずに過ごすことができます。また、フライが地面に付くことで、耐候性は全く問題ありません。
残念なポイントは、値段が機能にくらべ、少し高い感じがします。この値段であれば、もう少し機能をつけてよ。と言いたくなります。また、風には弱く、雨が降った場合は、入り口から雨が入りますので、要注意です。
広くて安めのテント、おしゃれなテントを探している人におすすめです。
まとめ
多くの人が、値段と品質を見て判断すると思いますが、テントは何度も買い換えるものではありません。
長く使えば、それだけコストパフォーマンスは良くなります。初めてのキャンプで快適に過ごせなかった場合は、2回目は無いかもしれません。少々高くても出来るだけ快適に過ごせるテントをおすすめします。
こちらに他のキャンプグッズのレビューも書いていますので、是非参考にしてください。