これからアメリカで駐在する人、どんな事で困っているか生の声を聞きたい人,
アメリカで仕事をしていて困ったことを教えてほしい。対処方法は?
こういった疑問に答えます。
こんにちは。アリゾナ駐在員のSaguaroです。
アメリカで駐在していると、日本でやってきたことが通じず、うまく仕事できないことが多々ありました。そんな私の経験談とその対処方法を紹介します。
勉強したはずの英語が通じない!!
アメリカで駐在するときに誰もが経験する苦労話は、英語が通じないことです。おそらく初めての海外駐在では、特に下記のことを実感することと思います。
英会話教室では、それなり話すことができていたような気がするのに、実際の会話になると何を言っているのか分からない。しかも何を話しているのか分からないから、何を質問していいかも分からない。聞き返す頻度が多いと、躊躇してします。
こういった経験が多々出てきて、何度も挫けそうになります。ただ、最初からうまくはずがありません。何事も訓練あるのみです。私が学んだポイントは、
相手は、言葉がうまく話せない人だとわかってくれます。特にアメリカの場合、移民が多い国ですので、言葉に失敗という概念はあまりありません。恥ずかしさを捨てて、会話することが大事です。もし、言葉がでてこないなら、簡単な言葉で伝えることを意識してください。
例えば、何の仕事しているか聞かれたとき、
「私は家電製品のメーカーで営業をしています」
と答えることが難しい場合、簡単に言い換えるようにしましょう。
「私は家電を売っている」
と言えば、十分に伝わります。失敗しても笑って、こういった訓練をすることで、言葉がすぐに出てくるようになり、自信にもつながります。
現地社員は無責任で不真面目!!
アメリカで仕事をしていると、仕事は気軽に引き受けてくれるのですが、
こういった経験をすることになります。日本人の感覚からすれば、不真面目なやつだなと思ってしまします。頼んだのだから、残業してでも納期までに終わらせるのは当然の感覚です。ところが、この感覚がアメリカ人と日本人の違いでした。
この違いを理解するポイントとして、
この3点が挙げられます。
まず、思い出して欲しいのは、指示は担当者レベルにお願いしていないか?です。アメリカ社会では、ボスの指示は絶対です。担当者からすれば、ボスからの指示でなければ、積極的に動きません。たとえ、仕事をやらなくても、ボスからの指示で無い限り、自信の査定には関係ありませんからね。
またマルチタスクが得意でないアメリカ人は、優先順位をつけて仕事をします。もし部下に指示をするなら、必ず、優先順位を明確にすることをおすすめします。
残業してでもやる。こういった考えはありません。残業しても終わらない量の仕事を与える指示が悪いのです。
以上のことに気をつければ、比較的、お互いが納得した上で、仕事をしてくれます。
楽しく生きるために仕事をする!!
アメリカ人の根本には、楽しく生きるために仕事をする概念があります。一緒に仕事をしていく中で、下記3つのポイントに気づきました。
日本と違い、仕事中にプライベートな話しをするのですが、仕事のスピードが緩むことはありません。息抜きとして、考えているのでしょう。
依頼した仕事に対し、細かい指示を出すと、嫌がります。例えば、市場調査の資料を作っておいて。という依頼に対し、日付や客先の指定、目標など細かい指示をすると、露骨に嫌がります。自身で決めて進めたいのでしょう。
これらのアメリカの仕事の進め方に慣れるためには、下記ポイントに注意して、自分自身も仕事をすることをおすすめします。
この3点を意識し、郷に入っては郷に従えというように、自身の考え方もアメリカにいる間は変えることをおすすめします。
プライベートで本音を聞きたい!!
一緒に仕事をしている部下の本音が聞きたい。こういったことは多々あります。日本では古い考えになりつつありますが、飲みニケーションというくらい、仕事の終わりに飲みに行って、ざっくばらんに話す中で本音を聞き出す方法があります。
この方法はアメリカでは全く当てはまりませんので注意してください。そもそも日本人的な人間関係は存在しません。
部下の本音を飲み会で聞けないとなると、どうすればいいのか?職場内でのコミュニケーション能力が必須になってきます。日本の察する技術に長けていたとしても、アメリカでは伝えなければ意味がありません。この話は、別の記事で紹介していますので、興味のあるかたはご覧ください。
これらの項目は、いかにもアメリカ文化らしい感じです。早く馴染むためにも、下記3つのポイントを抑えておきましょう。
ここで大事なのは人間関係を良くするためには、仕事を通じて対応するしかありません。仕事で叱って、飲み会でフォローする。といったようなことは出来ないので、その場で、自身の考えを伝える技術が必要になってきます。こまめなコミュニケーションが良好な関係を気づくポイントです。
他には、公私混同をしないことは必ず覚えておくことをおすすめします。また、個人的に仲良くなった場合は、夫婦や家族一緒に過ごすようにしてください。家族付き合いで過ごすことを良しとします。
以上、いかがでしたでしょうか?
アメリカで仕事をする上で困ったことを3つ挙げました。頭に入れておくだけで、問題が発生したときに解決しやすいです。少しでも役にたてればうれしいです。
アメリカと日本のコミュケーションの違いはこちら
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グローバルリーダーに求められるもの