6歳からボードゲームのカタンで交渉術を学ぶ

アメリカ駐在員の心得

自宅でゲームをしたい人、みんなで出来る遊びを探している人、

「おすすめのゲームはある?」

こういった疑問に答えます。

アメリカでは家族でボードゲームをする人が多いです。理由は、家族一緒に楽しむことを意識している文化があるからです。テレビゲームをするよりは、よっぽど健康的ですね。ただ、大人からボードゲームを見つけ、誘ってあげないと、子供から積極的にすることはありません。

そこで、我が家で大人気のボードゲームのカタンをおすすめの理由とともに紹介します。

カタンの魅力

このゲームの醍醐味は、相手プレーヤーと直接交渉してゲームを進めなければいけないことです。
この交渉という手段があることで、ゲーム中ずっと、何かしら話しをしているため、みんなでワイワイするには、最適なゲームです。

交渉なしに、無言でこのゲームをクリアすることは不可能です。テレビゲームをやると子供は夢中になって、その世界に入り込んでしまいますが、カタンはテレビの画面を見ずに、人を相手にしますので、脳が活性化し、ストレスも解消されます。

また、相手にイジわるをするような戦略があまりなく、WIN-WINの関係を築くことで、ゲームを進めていくため、たとえ負けても嫌な気分になりません。これも子供にとって、魅力的なポイントです。

カタンのルール

では、カタンのルールについて簡単に紹介します。アマゾンより抜粋しています。

カタンという無人島を舞台に、拠点となる開拓地(家)を建ててそこから島全体を開拓していきます。
対戦相手との開拓競争で、最初に10点取った人が勝者になります。具体的には、サイコロによって獲得した資源で開拓地を建てていきます。
必要な資源が集まらない時は対戦相手と資源の交換をしましょう。積極的にコミュニケーションでゲームを有利に進めることができます。
小学生から遊べるほど簡単なルールでありながら、大人もハマるボードゲームの決定版です!

【特徴1】 このゲームはマップを変えることができるので、毎回違う展開が楽しめます。
【特徴2】 資源の交換を通して会話を楽しむことができます。この会話はアナログゲームだからこそ味わえることの1つで、相手との新密度が深まりゲームが盛り上がります。
【特徴3】 資源を交換してもらうためには自分も協調する必要があります。

相手とのバランスを見ながらゲームを進めていくことは、教育の重要な要素の1つです。
またサイコロやポイントの計算などで簡単な計算力も養うことができます。

この紹介にも書いてあるとおり、子供の教育にとっても良いと私も思います。何より家族で会話が増えることが一番のメリットですね。

実際にやってみて

8歳の息子は2年前から訓練しており、すでにベテランの域に到達しています。ほぼ実力は均衡しています。

ゲームを始めた6歳の頃は、どうやって勝てばいいのか分からず、不利な交渉にも乗ったり、交渉術に苦労していましたが、今では、相手の持っている資源の残りを把握し、相手が欲しい資源を見極め、たくみに交渉してきます。

記憶力や相手の意図を理解するという点では、日本人に向いているゲームのような気もします。ただ、一方で、交渉が苦手な日本人にとっては、ある程度訓練が必要です。アメリカ人は日頃から、こうやって訓練をしているのか。と仕事をしていても感じることが多々あります。

理由は、お互いにWIN-WINの関係になるような交渉を心がけないとゲームで勝てないからです。子供の頃から、このゲームにふれるだけで個人的には、将来に約立つ。と考えています。

ちなみに、娘は5歳なのですが、まだゲームをするには難しいです。もともと推奨年齢が8歳以上ですので、当然といえば当然なのですが、息子は6歳で何とかできていましたので、6歳がギリギリ理解できる年齢ではないでしょうか。気になる人は根気よく教えることをおすすめします。

まとめ

カタンは交渉術を学ぶゲームです。テレビゲームをするより、健康的で、家族との会話が増えるのでおすすめです。大人もハマり、世界大会まで開かれているほどの人気ゲームです。また、毎回ゲーム版が変わるため、戦略も変わるため、同じ戦略が使えず、飽きないゲームです。

アメリカでは家族でボードゲームをすることは絆を深める意味でもやっている家族が多いです。ぜひ、一度やってみてはいかがでしょうか?

4人まではこちらを購入してください。

5~6人の場合は、こちらの拡張パック付きを購入してください。

タイトルとURLをコピーしました