
こういった疑問に答えます。
アリゾナの現地校の評判、口コミを知りたい
です。
まだ住む場所が決まっていない方は、まず学校の評価を調べた上で、住む場所を決めることをおすすめします。
駐在員の中には、就学前の子供だったので、特に学校のことを考えずに住む場所を決めてしまったため、後で引っ越すことになった人もいます。
必ず、住む場所とともに学校を決めてください。
アリゾナの駐在員おすすめのエリアはこちら

学校の点数ですが、基本的に予算が潤沢にある学校区であれば、総じて高くなります。
例えば、学区に大きな企業(例えばインテル)がある場合は、企業から寄付金を多く貰っており、通っている学生の家庭環境も比較的裕福なため、個人の寄付も多く、学校運営もスムーズです。もちろん、良い先生を雇うことができ、教育の質も高くなります。
学校の評価・点数を調べてみた

すると、周辺地区を含めて、各学校毎に点数が表示されます。
この時、駐在中に中学校へ進学する子供がいる場合、中学校の点数も合わせて見ておくことをおすすめします。
中学校の数は少ないので、小学校の点数が高くても、中学校の点数が高い学校へ通えるとは限らないからです。
小学校から見ていきます。
基本的に8~10点と高い点数が多いですが、場所によっては、低い場所もあるので、注意して下さい。
点数による違いを見てみるため、10点のKyrene de la Sierra School(615名)と4点のKyrene de los Ninos School (533名)のテストスコアを比較しました。
次に人種別のスコア比較しました。
10点の学校は、白人が多い事が分かります。また、低収入層の割合も少ないです。
全ては言いませんが、学校選びの際は、このあたりも確認することをおすすめします。ちなみに、アジア人も一定数在籍していますが、日本人ではなく、インテルに務めるインド人、イスラエル人と思ってください。
次に中学校も見ていきます。
さきほども言いましたが、中学校は数が少ないので、小学校選びは慎重に行いましょう。
小学校と同様に、点数の違いを見ていきます。
10点のKyrene Altadena Middle School (1073名)と3点のKyrene Middle School(932名)でテストスコアを比較してみました。


アリゾナの学校区エリアの位置関係

駐在員にはどの学区がおすすめ?
Kyrene School District (★★★★)
同じ学校に日本人がいる確率が高い学校区です。メリット・デメリットともにありますが、全く英語が話せない子供が現地校へ飛び込むことになる日本人がいることは子供にとって安心かもしれません。ただ、同じ日本人がいることで、英語の習得は少し遅くなるかもしれません。
そうは言っても、同じ学区であれば、プレイデートや何か合ったときに同じ日本人であれば頼りになります。長期休みの開始も同じなので、初めての駐在員の方にはおすすめの学区と言えます。ESLクラスも充実しています。
学校の評価は総じて高く、この学区を選んでいれば、まず問題ないでしょう。
Chandler Unified School District (★★★★)
近年、南に向けて住宅開発が進んでいる地区で、日本人駐在者にも人気が出ている地域です。
Kyrene学校区と同様に、学校に日本人がいる確率は高いです。ESLクラスもしっかり運営されており、第二言語習得に関しても心配ない学校区です。インテルに務めている比較的裕福な親も多く、予算もたっぷり確保されています。
また学校の評価は総じて高い傾向にあります。
Scottsdale Unified School District (★★★★)
アリゾナの中では一番裕福な学校区です。フェニックス市内の富裕層が移り住んできたエリアのため、補助金や寄付によって、予算が潤沢にあり、学校の設備更新も頻繁に行われています。学校の評価はピカイチですが、日本人はほぼいない学校区です。割合としては、白人が多いです。
初めての駐在で、英語が苦手な奥様にとっては、少し負担になるかもしれませんが、現地の人と一緒に交流をするなら、おすすめの学校区です。
Gilbert Unified School District (★★★)
フェニックス市街開発後に開発した地域です。このため、少し古い地域がありますが、学校の評価は高いです。日本人駐在員はあまり住んでいないので、もし現地のママたちと交流したいのであれば、おすすめのエリアです。
どうしても日本人がいると、日本人同士で固まってしまいます。日本人との交流はアリゾナ学園で出来ますので、初めての駐在員でも問題ないでしょう。
Higley Unified School District (★★)
近年、開発されつつある地域ですが、フェニックス市街から離れているため、これからと言った感じでしょうか。
新しいエリアですので、学校の評価は高く、設備も新しい学校が多いです。日本人駐在はあまり住んでいない印象です。
Mesa Unified School District (★)
一番古くに開発された地域です。このため、学校の設備は古く、設備更新のために費用を使ったことで、予算が不足している学校区です。それに伴い、他の学校に比べ、質の良い先生を雇うことができていません。
エリアが広いため、ピンポイントで学校を選ぶことをおすめします。学校の評価は総じて低いことが多いです。

Tempe Unified School District (★)
Mesa同様、古くに開発された地域で、学校の設備は古いです。
近くに大学のASUがあり、小学校、中学校というよりは、大学の街という感じです。 日本語補習校のアリゾナ学園が近くにあるため、通学には便利です。ただ、あまり日本人駐在員は住んでいない印象です。
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