これからアリゾナに駐在する人、
アリゾナの電気代っていくらぐらい?節約する方法はある?
こういった疑問に答えます。
アリゾナは砂漠のため、夏には50℃になることもあります。エアコンなしではとても生活できません。その分電気代もかなり高くなっています。ただ、実際の電気代を知る人は少ないと思いますので、2018~2019年の電気代を紹介します。
ただし、電気代は家の大きさにもよりますので、あくまでも参考としてください。
アリゾナ駐在員年間の電気代は、2,000ドル/年
前提として、私の家は、1994年に建てられた1階建ての一軒家、部屋の広さは2000sq、リビング、ダイニング、キッチン、寝室、風呂トイレ2個ずつ、子ども部屋2つ、となっています。
アリゾナでは比較的小さな戸建ての分類に入り、かつ平屋ですので、電気代は安いほうだと考えてください。
電力会社はSRPです。
2018年の年間電気代(約2000ドル)
2019年の年間電気代(約2300ドル)
オレンジのラインは最高気温、青のラインは最低気温を表しています。
当然、気温が暑いほうがクーラーがフル稼働するため、電気代も高くなっています。
7~9月には、50℃近くの気温が続くこともあります。このため、この3ヶ月は電気代が300ドルを超えています。この値段は一般家庭の通常の電気代であり、むしろ安いくらいと考えてください。
もし、2階建てで、広い家の場合、800ドルを超える家庭もあります。1階と2階では、エアコンが別々のため、電気代も2倍になると考えてください。
年間に換算すると約2000ドル、月平均170ドルはかかっています。アリゾナで駐在する場合は、固定費として考えてください。
電気代を節約するおすすめの3選
電気代の安い時間帯を変更することができます。例えば、夕方3時から6時に料理する人は、その時間帯を電気代の安いプランに変更すれば、4%は電気代を節約できます。
もし90日間使用しても電気代が変わらない場合は、その差額が返金されますので、一度試す価値はあります。
シーズンによって、電気代の安い時間帯を変更することが可能です。平日に家にいない時間が多い場合は、電気代を節約することができますが、家族がいる場合は難しいかもしれません。
このプランで3%の電気代が節約できます。
プールは、家庭の電気使用量の13%を占める可能性があるため、タイマーで、毎日水をきれいに保つために必要なだけポンプを動かしてください。
ただし、賃貸の場合、プールが故障したときにオーナーに、ポンプを動かしていなかったことを理由に修理費を請求されかねないので、使っていないからと言って、完全停止はおすすめしません。
オーブンを長時間予熱するとキッチンはかなり暑くなります。オーブンが完了する15分前に電源を切り、外でグリルするか、電子レンジを使用してキッチンを涼しく保ちましょう。
食器洗い機の使用は避けてください。「省エネ」ボタンがある場合、食器洗い機の電気代は最大20%節約できます。年間の電気代の約12〜20%は、給湯によるものです。
洗濯機と乾燥機を使う場合は、電気代が安い時間帯を利用しましょう。
意外とやってしまうのですが、やめてください。もしエアコンを切ってしまうと、夏の時期、家の中は40℃を超えます。一瞬で、食べ物が腐ってしまいますので、注意してください。少し出かけたり、1週間の旅行であったとしても、エアコンは24時間稼働することをおすすめします。
ちなみに、私の場合、一時帰国の1ヶ月でさえ、エアコンは稼働させています。
最後に
アメリカの家は日本より広いため、電気代が高くなりがちです。ましてや、アリゾナともなると、エアコンは絶対必要です。電気代のプランを変更することで、ピーク時間帯の使用を避け、節約することをおすすめします。
アリゾナに駐在する人、少しでも電気代を減らしたい人の参考になれば幸いです。
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