これからSurface Pro7を購入しようと思っている人、買うときの仕組みがよくわかっていない人、
「バンドルと単体、日本とアメリカ、どっちで買ったほうがお得なの?」
こういった疑問に答えます。
息子にSurface goを買ったのですが、かなり使いやすそうでしたので、私もSurface Pro7を購入することにしました。
息子にSurface goを買ったときの記事はこちら
このときに値段について調べましたので、その情報を記事しました。
単体購入とバンドル(Bundle)の値段の違い
バンドル(Bundle)というのは、オプションも一緒に購入してくれるなら、安くしてあげますよ、というプランになります。
具体的には、
単体 | Bundle(20%OFF) | |
キーボード | 160ドル | 130ドル |
アクシデント保証 | 149ドル | 119ドル |
Office 365 | 80ドル | 80ドル |
合計 | 389ドル | 319ドル |
この3つのオプションは購入必須になりますが、officeを除いて、通常より20%オフで買うことができる割引制度です。
他にもSurface Penやマウスを買う場合も同じく20%OFFで買うことができます。
このため、キーボード、Office、アクシデント保証の3つをもともと買う予定の人にとってはお得ですが、必要ない人にとっては、合計の値段は高くなってしまいます。
バンドルのオプションだけで、319ドルしますしね。
アメリカで買う場合のSurface Pro 7の一番上のグレードで単体とバンドルの値段を比較しました。
Intel Core i7, 16GB, 1TB | Bundle | 単体 | 差額(Bundle-単体) |
Surface Pro7 | 2300ドル | 2300ドル | 0ドル |
Signature Type Cover | 130ドル | 160ドル | -30ドル |
Microsoft 365 (1-Year) | 80ドル | 80ドル | 0ドル |
Accidental Damage Coverage | 119ドル | 149ドル | -30ドル |
購入必須合計 | 2629ドル | 2689ドル | -60ドル |
Surface Pen | 80ドル | 100ドル | -20ドル |
Surface Arc Mouse | 60ドル | 80ドル | -20ドル |
オプション合計 | 140ドル | 180ドル | -40ドル |
全ての合計 | 2769ドル | 2869ドル | -100ドル |
購入しなければいけないオプションを入れた値段(購入必須合計)で比較すると、バンドルの方が60ドル安くなっています。すべてのオプションを購入すると100ドルお得です。
ただ、Officeやマウスが不要な人もいると思いますので、必要に応じて、バンドルと単体購入を使いわけることをおすすめします。
学生と社会人の値段の違い
マイクロソフトには、学生の場合、割引をしてくれる制度があります。ただ、アメリカと日本では割引が適応される範囲が異なりますので、注意してください。
アメリカの場合
幼稚園から高校までの学生、教職員、保護者が利用できます。
日本の場合
細かい分類はありますが、大学生が利用出来る制度です。
アメリカの場合、マイクロソフトのファミリーアカウントに子供を追加しておくだけで、自動で本体価格が10%割引されます。
幼稚園から高校までと幅広く学生割引が利用できるのは大きいですね。とりあえず、子供が生まれたらアカウントに入れておくことをおすすめします。
ただし、大学生は対象外になっていますよ。
また、これらはネットで購入する場合、証明する必要がありません。ただし、後でマイクロソフトから証明を求められることもあるようですので、虚偽の申告はやめておきましょう。
マイクロソフトの店で購入する場合は、IDが必要ですので、忘れないようにしてください。
この割引が適応されている場合、
Congratulations! You’re eligible for special student or military pricing.
と表示されます。
ここで注意して欲しいポイントですが、
学生割引はバンドルには適応されません。つまり、バンドルの方が単体より購入金額が高くなるので、注意してください。
ここに比較した表を載せておきます。
Intel Core i7, 16GB, 1TB | Bundle | 単体 | 差額(Bundle-単体) |
Surface Pro7 | 2300ドル | 2070ドル | 230ドル |
Signature Type Cover | 130ドル | 160ドル | -30ドル |
Microsoft 365 (1-Year ) | 80ドル | 80ドル | 0ドル |
Accidental Damage Coverage | 119ドル | 149ドル | -30ドル |
購入必須合計 | 2629ドル | 2459ドル | 170ドル |
Surface Pen | 80ドル | 100ドル | -20ドル |
Surface Arc Mouse | 60ドル | 80ドル | -20ドル |
オプション合計 | 140ドル | 180ドル | -40ドル |
全ての合計 | 2769ドル | 2639ドル | 130ドル |
バンドルと単体の本体価格差は230ドルあり、いくらオプションを20%OFFで購入できたとしても、単体で購入した方が安くなります。
これは、どのグレードを選んでも同じ傾向にあります。
一方で、日本の場合は、
特定の機種を選ぶと、学生割引で、あとで返金してくれるシステムになっています。
本体とキーボードがバンドルの必須購入アイテムになっています。
Intel Core i7, 16GB, 1TB | Bundle | 単体 | 差額(Bundle-単体) |
Surface Pro7 | 295,680円 | 295,680円 | 0円 |
Signature Type Cover | 17,072円 | 21,340円 | -4,268円 |
学生割引 | -30,000円 | -30,000円 | 0円 |
購入必須の学生割引後の合計 | 282,752円 | 287,020円 | -4,268円 |
Microsoft 365 (1-Year) | 6,984円 | 6,984円 | 0円 |
Accidental Damage Coverage | 13,024円 | 16,280円 | -3,256円 |
Surface Pen | 10,384円 | 12,980円 | -2,596円 |
Surface Arc Mouse | 7,902円 | 9,878円 | -1,976円 |
オプション合計 | 38,294円 | 46,122円 | -7,828円 |
全ての合計 | 321,046円 | 333,142円 | -12,096円 |
バンドル、単体ともに本体の値段は変わりませんので、オプションを購入予定の場合、バンドルの方が安くなっています。これは学生でも社会人でも変わりません。
日本とアメリカの値段の違い
日本で買う場合は、Office(エクセル、ワード、パワーポイントなど)がすでにオプションとして入っていますので、そもそもの値段が高くなっています。
オプションも含めた値段を比較しました。
バンドルの場合(107円/ドル)
Intel Core i7, 16GB, 1TB | Bundle(バンドル) | 差額 | |
アメリカ | 日本 | (アメリカ-日本) | |
Surface Pro7 | 2,300ドル | 2,763ドル | -463ドル |
Signature Type Cover | 130ドル | 160ドル | -30ドル |
Microsoft 365 (1-Year) | 80ドル | 65ドル | 15ドル |
Accidental Damage Coverage | 119ドル | 122ドル | -3ドル |
Surface Pen | 80ドル | 97ドル | -17ドル |
Surface Arc Mouse | 60ドル | 74ドル | -14ドル |
合計 | 2,769ドル | 3,281ドル | -512ドル |
単体の場合(107円/ドル)
Intel Core i7, 16GB, 1TB | 単体 | 差額 | |
アメリカ | 日本 | (アメリカ-日本) | |
Surface Pro7 | 2,300ドル | 2,763ドル | -463ドル |
Signature Type Cover | 160ドル | 199ドル | -39ドル |
Microsoft 365 (1-Year) | 80ドル | 65ドル | 15ドル |
Accidental Damage Coverage | 149ドル | 152ドル | -3ドル |
Surface Pen | 100ドル | 121ドル | -21ドル |
Surface Arc Mouse | 80ドル | 92ドル | -12ドル |
合計 | 2,869ドル | 3,394ドル | -525ドル |
結論は、アメリカで買う方が安いです。
表を見ても分かる通り、アメリカの方がすべてのオプションを購入した場合、500ドル(53000円)以上安くなっています。
買取のOfficeは355ドル(38,000円)ですので、それを入れたとしてもアメリカの方が安いことが分かります。
私の場合、Officeはエクセルくらいしか必要ありませんので、永年版を16,000円の日本語バージョンで購入予定です。
最後に
アメリカの方が、たとえOfficeを別で購入したとしても、日本より安いです。
アメリカで購入する場合は、学生は単体、社会人はバンドルの方が安くなっています。
それぞれの購入したいオプションに応じて、選択することをおすすめします。