アメリカで駐在している人、コロナの現金給付が気になる人、
日本人駐在員だけど、コロナの現金給付はもらえるの?
こういった疑問に答えます。
こんにちは。
アリゾナ駐在員のSaguaroです。
アメリカにビザで駐在している日本人はアメリカ政府からコロナの現金給付がもらえるか気になっていると思います。
そこで、現在分かっている範囲で、駐在員がもらえるかどうか確認した内容を紹介します。内容は随時変わるかもしれませんので、追ってアップデートします。
結論は、金額が家族構成や所得によりますが、無事にもらえました。
日本人駐在員は1200ドルの支給対象か?
まず、今回の現金給付を管理しているIRSののWEBサイトで駐在員に該当する質問を確認しました。
「誰が支給対象か」という質問に対し、
と回答しています。
つまり、日本人駐在員は、米国居住の外国人であり、雇用に有効なSSNを持っているので、支給対象と考えられます。
また、NBCの記事でも、H-1BやH-2Aを持っている人に支給されると書いてありますので、おそらく日本人駐在員も支給対象であることは間違いないでしょう。
日本では住民票が無い駐在員が多いと思いますので、日本政府からの現金給付はもらえませんので、ありがたいですね。
IRSのWEBサイト
NBCのニュース記事
いくら貰えるのか?
現金給付の概要を紹介します。
夫婦の場合2,400ドル
17歳以下の子ども一人につき500ドル
ということは、私には、17歳以下の子供2人おり、4人家族ですので、
1200ドル×2人 + 500ドル×2人 = 3400ドル
が貰える計算になります。
と思ってしまいそうですが、ここからいろいろ制限が出てきて、全額貰えるわけではありません。
まず、SSNを持っているか?が1つの判断基準になります。
奥様はSSNを取得していると思いますので、問題ありませんが、日本で産まれた子供は、SSNを持っていません。たとえ、17歳以下でもSSNを持っていない子供は、支給対象となるのか?よく分かっていません。ただし、子供はSSNの代わりに税金申告のために、ITINを取得していると思いますので、おそらく貰えると考えています。
ITINを所持していても、SSNを所持していない子供は給付対象となりませんでした。
次に、所得制限があります。
駐在員は、夫婦合算の所得を申告していると思いますので、
150,000ドル以下の方は満額支給対象となります。
その後、100ドルを超えるごとに、5ドルずつ減額されるので、
198,000ドル以上で完全にゼロになります。
自身の所得の金額は、所得を申告しているForm 1040の 8b の adjusted gross incomeを見てください。この額に応じて、給付金額が変わってきます。
実際に貰えるか確認する
IRSのWEBサイトから実際に現金給付が貰えるか確認できますので、確認してみることをおすすめします。
以上、いかかでしたでしょうか?
駐在員の人は、個人ではなく、会社で確定申告をしている人も多いと思いますので、実際に貰えるかは会社次第になる人もいます。
すでに給付が始まっている人もいますので、気長に待つしかありせんね。
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