アメリカでのガソリンの入れ方

アメリカに旅行で来たけど、ガソリンの入れ方が分からない人

「ガソリンの入れ方、買い方を教えて欲しい」

こういった疑問に答えます。

アリゾナに旅行に来る人は、レンタカーで移動する人が多いと思いますが、実はガソリンの入れ方は、外国人には少しハードルが高いです。そこで、どうやって入れればいいか紹介します。

一番の問題は日本のクレジットカード

アメリカのガソリンスタンドは、日本のクレジットカードが使えない店が多いです。
理由は、クレジットカードに登録されている郵便番号（ZIPコード）を入力する必要があるからです。
日本の郵便番号を入れてもエラーとなるため、機械での支払いは出来ません。

このため、ガソリンスタンドに併設されている店で、自身の止めているガソリンスタンドの機械番号、金額を伝え、購入する必要があります。日本のクレジットカードも使えますので、安心してください。また、この時、何のガソリンを入れるか伝える必要はありません。

単価や車種にもよりますが、満タンで30ドルから40ドル分になると思います。余った場合は、再度レジで返金可能です。

どのボタンを押せばいいか？

車種にもよりますが、一般的な普通車であれば、黄色のノズルで、87のレギュラーを選んでいれば問題ありません。地域によって、多少表記が違う場合、例えば、87が88であったりしますが、一番低い数字で、緑色以外を選んでいれば問題ないでしょう。

不安であれば、ガソリンスタンドの人に聞くと教えてくれますよ。

87 : レギュラー
89 : プチハイオク
91 : ハイオク
緑色：ディーゼル

ガソリンスタンドの店員さんに聞いても教えてくれますが、自身で確認することも可能です。

ガソリンを入れるフタの裏側に、上記の写真ような注記がありますので、それで判断してください。この場合、UNLEADED FUEL ONLYとありますので、普通のレギュラーガソリンのことです。

2020年5月時点で、全米でガソリンの単価を公表しているサイトからの情報を1ドル108円、ガロンからリットルに換算しました。

アリゾナの場合、1ガロン2.55ドル、1リットル72円です。日本では、118円/Lでしたので、全米で一番高い地域ですが、それでも50円/Lほど安いですね。

参考までに、アメリカでは一般的に保険会社に年間走行距離として、年間1万マイルを伝えることが多いですので、それだけ走った時の日本とアリゾナでのガソリン代を比較してみました。

年間約7万円違うことが分かります。

ちなみに、駐在員の場合は、年間1万マイル以上は走行する人が多いと思います。

アメリカ、特にアリゾナは広いため、グランドサークルをめぐる人は、ガソリンタンクが半分になったら給油することをおすすめします。

半分もあれば150kmは走行可能な車種が多いと思いますが、150kmなんてあっという間に過ぎてしまします。
もし、広大な砂漠でガス欠になると、生死に関わりますので、半分になったら、ガソリンスタンドを探すように注意してください。