アメリカのiPhoneを日本で使う、日本のiPhoneをアメリカで使う

雑記

アメリカのiPhoneを日本で、日本のiPhoneをアメリカで使いたい人、

「SIMフリーであれば、問題なく使うことできるの?」

こういった疑問に答えます。

アメリカに赴任する人は、日本で使っていたiPhoneをSIMフリーにしてアメリカで使おうと思ったり、アメリカに出張で来た人や、駐在中の人は、アメリカでiPhoneを買って日本で使おうと考えた事があると思います。

私の場合、駐在するときに、アメリカでスマホがすぐに使えるように、AppleショップでSIMフリーiPhoneを購入していったのですが、問題なく使えています。
一方で、両親にアメリカのiPhoneも買っていきましたが、そちらも問題なく使えています。

iPhoneは販売国によって、対応していない電波の仕様がある

実は、iPhoneは、全世界通じて同じ型番で販売をしていません。
日本と韓国のiPhoneは、強制的にシャッター音が鳴るようになっていますが、それはあくまでもシャッター音だけの違いで、型番に違いはありません。

この型番が違うと、何が起きるのか?

受信出来る電波と出来ない電波が異なり、通信速度の違いが出てきたり、電波が入らないといったことが起こります。

特に、旧型のiPhone SEの場合、それが顕著で、アメリカで買ったiPhoneは、日本で使えない。といったこともありました。
最近のiPhoneは、電波帯域がかぶっているので、問題なく使えることができます。

2020年発売の新型iPhone SEで、それぞれの型番と、対応電波帯域を一覧にしました。

◎は、各キャリアのメイン電波帯域です。

☓としている場所は、機種がそもそも対応していません。ソフトバンクが山間部に弱いと言われていますが、そんなレベルではなく、そもそもiPhone自体、受信ができない仕様になっているので注意してください。

しかしながら、☓を付けている電波帯域は、各キャリアがメインで使っていない帯域ですので、実際のところ困ることはありません。
今後、電波帯域を拡大するときにメインになることがあれば、検討しなければいけませんが、数年という期間はかかります。

結論としては、一部使用できない電波帯があるので、使用する国のiPhoneを買う方がいいが、その使用できない電波帯は使用頻度が低い、もしくは提供を開始していてないので、アメリカ、日本のどちらのiPhoneを使うこともできる。です。

ちなみに、理由は分かりませんが、
日本のappleショップで買ったiPhone 7S PLUSは、なぜかVerizonの契約が出来ませんでした。SIMが認識せず、結局、AT&Tで契約をしています。
もし、Verizonで契約を検討している人は、アメリカでiPhoneを購入した方がいいかもしれません。同じキャリア同士では、通話料は無料です。

他の注意点として、アメリカのiPhoneを日本で使うと、電波規格に準じていないので、電波法違反になる。と言われていますが、今まで逮捕された人は一人もいません。まず使っても問題ないでしょう。

最後に

アメリカ、日本のiPhoneはそれぞれの国でほぼ問題なく使うことができます。
ただ、メインの電波帯域が変わる可能性もありますので、購入前には、ご自身で対応する電波帯域を確認することをおすすめします。

Appleのスタッフに聞いても、「SIMフリーですので、使えますよ」の回答しか返ってきません。さすがに、スタッフも各国のキャリアの対応している電波帯域までは把握できていませんので、注意してください。

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