アリゾナで誰でも簡単に取れる運転免許取得（準備編）

こんにちは。
アリゾナ駐在員のSaguaroです。

アリゾナで運転免許をこれから取得する人

「運転免許を取るときに必要な書類は？どんなことをするのか知りたい」

こういった疑問に答えます。

どんな書類を準備すればいいの？

下記、5種類の書類を準備してください。Application Formatに関しては、あとで詳しく説明します。

Application Format
日本の免許証と国際免許証
パスポート
SSN, I-94
自動車保険

Application Formatの記入方法

申請書を予めWEBサイトから記入し、印刷して持っていく必要があります。

ADOP申請書WEBサイトを開くと、まずは何の申請書が必要か聞かれますので、運転免許証を選んで下さい。

次に、氏名、住所などの個人情報を入力します。

ここで記載した情報は、運転免許証に印字されますので、間違えないようにして下さい。運転免許証の住所は、ホテルや会社で無く、必ず、ご自分の住んでいる住所にしておきましょう。

理由は、運転免許証は、銀行口座開設、クレジットカードを作る際にも自宅の住所を証明する書類として必要になってくるからです。

体重や身長は、国際単位系（SI）ではありませんので、ご自身で換算して下さい。

身長（cm）✕　0.0328 = 身長（feet）
身長（feet）✕　0.394 = 身長（inch）
体重（kg）✕　2.204 = 体重（lbs）

目の色は、私自身、黒と思っていたのですが、なぜか茶色に変更されていました。ある程度、係の方も写真を見て、判断しているのかもしれません。

ちなみに、アリゾナでは、一度免許証を取得すると、20年間は更新の必要がありませんでしたので、若い頃の写真を使用している方が大半です。

次に、免許証取得にあたって、米国市民であるか？ドナーになるか等、の質問をされますので、駐在員の方は下記チェックボックスをクリックしておけば、問題ないでしょう。

最後に、嘘や偽りが無いか聞かれ、申請書の入力は終了です。

最終的に、バーコードの画面が出てくれば、無事申請完了です。このバーコードをコピーして持って行きます。

SSN、I-94の準備

SSN、I-94 の書き方は、「アリゾナでのSSN（ソーシャルセキュリティナンバー）取得手順」に詳しく書いていますので、こちらをご確認ください。

アリゾナでのSSN（ソーシャルセキュリティナンバー）の取得手順

アメリカでSSN（ソーシャルセキュリティナンバー）をこれから取得する人「ソーシャルセキュリティーナンバーを取得するための書類は何が必要なの？手順を日本語で教えて欲しい。また、子供はソーシャルセキュリティー...

自動車保険証

自動車保険は、路上試験の際に必要になってきます。社有車やレンタカーでも構いませんので、ご自身が保険に入っていることが確認出来る書類をご準備ください。

オフィスの場所はどこにある？

運転免許を取得できる場所は、MVDと呼ばれ、アリゾナの各地にオフィスがあります。

WEBサイトから確認ができます。

オフィスの場所

場所のみ抜き取っていますので、参考にしてください。

また、Third Partyと呼ばれる、民間が許可を受けて運営しているオフィスもあり、そこでも運転免許取得が可能です。どちらも手続きは同じですが、Third Partyでの取得費用は、それぞれの場所によって異なります。Saguaroが行った場所では、$75でした。

MVDで受けるべき？Third Partyで受けるべき？

どちらも同じ手続きですが、おすすめは、Third Partyです。

Third Partyのメリット・デメリットをご紹介します。

Third Partyのメリット

空いている

ほとんど人がいません。時間帯にもよるでしょうが、午前/午後ともに行きましたが、0～数人程度行ったところでしょうか。また土曜日もやっている点が大きなおすすめポイントです。

ちなみに、MVDで受付する際は、事前にWEBサイトからは待ち時間が確認できます。

路上試験の予約が取りやすい

筆記試験に合格すると、空いていれば、その日に路上試験ができるのですが、確実に空いています。朝9時に合格すれば、10時には免許が発行されます。

路上試験の練習が出来る

私が行ったThird partyは建物の裏側に駐車するための3ポイント駐車の練習場があり、誰もいなければ勝手に練習出来ます。妻は運転に不慣れな事もあったので、１時間ほど、ここで練習をしました。

Third Partyのデメリット

取得費用が高い

Third partyでは、50ドルから75ドルします。MVDでは、$10のため、通常と比べ高いです。

試験が紙で行われる

通常、パソコンで試験を受けますが、紙です。マークシート式なので、特に問題はありませんが、印刷された写真が少し見づらかったですね。

MVDは混んでいますので、時間の無い方におすすめです。また、配偶者の方に付き添いするため、土曜日に受けたい方はThird Partyをおすすめします。

免許の手続きの手順を教えて

MVDとThird Partyでは少し異なりますので、それぞれご紹介します。

MVDでの運転免許の書類手続き

MVDの受付

入出すると、すぐに受付がありますので、そこで、免許取得の旨を伝えて下さい。通常、長い列が出来ており、20分程度は待つことが多いです。

MVDでの写真撮影

受付終了後、すぐ後ろのブース（顔写真撮影場）に行くように指示されます。そこで、バーコード付きの申請書を見せると、その場で写真を撮り、受付番号が渡されます。
この時にするサインは、免許証に印字されますので、綺麗に書くことをおすすめします。

MVDでの窓口対応

列に並び、順番が来たら窓口へ行き、申請書類を提出してください。
手続きが完了したら、$10支払い、筆記試験上へ向かいます。$10で3回まで再受験が可能です。

MVDでの筆記試験

別室の筆記試験場へ行ってください。筆記試験は、コンピュータで行います。10台くらい設置してあり、番号を指定されるので、そこで試験を受けてください。
携帯電話の使用は不可です。問題はスキップすると、同じ問題が最後に出題されます。ただ、スキップすると、再度回答に出てこなかった情報もありますので、都度回答することをおすすめします。

MVDでの合否判定

30点中24点で合格です。
試験が終了すると、自動的にPASS or Failの表示がされます。その場で正解/不正解の問題の回答を確認できます。試験問題は持ち帰れません。
不合格の場合、当日の再試験は出来ませんので、翌日以降、同じ手続きで再試験してください。

MVDでの路上試験予約

筆記試験で合格していれば、自動受付機で路上試験の予約ができます。筆記試験と異なる場所でも予約は可能です。

Third Partyでの運転免許の書類手続き

Third Partyでの手続き全てが同じとは限りませんが、参考にしてください。

Third Partyの受付

入出すると、ボタンを押すだけの自動受付機がありますので、番号札を発券して下さい。

Third Partyの窓口/写真撮影

自身の番号が電光掲示板に表示されますので、指示された窓口へ行って下さい。この窓口の人が当日の担当者になります。
免許証を取得したい旨を伝え、必要書類を提出。指定の料金（50ドル～75ドル）を支払ってください。同じ料金で3回まで再受験が可能です。その後、問題なければ、入り口近くにある撮影所にて顔写真を撮影します。
この時にするサインは、免許証に印字されますので、綺麗に書くことをおすすめします。