これから車を売却する人、
どうやって売却すればいいの?
こういった疑問に答えます。
車を売却するときの手順を紹介します。私の場合、結局個人に売却しましたが、ディーラーにも確認しましたので、その内容も併せて紹介します。
個人へ販売するとき
アリゾナでのおすすめの方法は、Facebookの「アリゾナ日本人会」で車を販売したいことを投稿することです。
外観写真とともに、車種や状態、走行距離、販売したい価格を記載しましょう。そこでオファーがあれば、実際に車の状態を見ていただき、交渉に入ります。
値段は、Kelley Blue Bookを目安に決めることをおすすめします。この値段より少し高くても、中古車業者から買うよりは安いので、お互い納得できると思います。
お互いに合意すれば、まずは名義変更を行います。
名義変更は、Notary serviceという、公証人のもとで行う必要があります。
Notary serviceは、銀行の口座を持っていれば、無料で行ってくれます。もしくは、UPSで10ドルでやってくれます。
UPSでのNotary Serviceの方法
まず、UPSのWEBサイトで予約を行います。
予約時間は30分となっていますが、実際は5分もかかりません。
予約の時の注意点としては、予約画面には土曜日も予約可能となっていますが、実際は稼働していないと思ってください。
理由は、私が土曜日に予約したとき、実際に行ってみると、公証人は不在だと言われ、結局できなかったからです。完全なWEBサービスの不備ですね。
公証人は資格を持った人ですが、実際に行くと、郵便の対応してくれていた人が対応してくれました。持っていくものは、手数料の10ドルとCertificateの2つです。
方法は、公証人の台帳(写真の左側)にサインし、次にCertificateにもサインをします。公証人も同じくサインをし、スタンプを押して終了です。
車を売る人は特に立ち合いも必要ありません。このCertificateと交換に、車の販売金額を貰えば終了です。
Sold Noticeをやっておくこと
車を売却したあとは、Sold Noticeをやっておくことをおすすめします。購入した人が事故を起こした場合、Sold Noticeを提出しておかないと警察から連絡が来たりと面倒なためです。
方法としては2種類あります。簡単なのは、Resistrationの裏側に名前を書き、ADOPに送付する方法です。
またWEBサイトでもSold Noticeはできます。
手順は、売る人、買う人がともに行う必要があります。手順は添付した写真に従えばWEBですべて終えることができます。
ディーラーに持ち込む場合
結論を言うと、下取りに出さない場合、基本的に値段の交渉はできず、ディーラーの言われるがままになります。値段は安いと思ってください。
まず、ある程度の値段は、Kelley Blue Bookで確認しておきましょう。
車種、年式や車の状態を入れることで、自身の車の値段を把握できます。
私の場合、状態を最高の条件にして、約14000ドルとなっていました。
参考までに、新車からどのくらい値段が落ちるか日本車と米国車で比較をしています。
ある程度の売却価格を確認したあと、車をディーラーに持ち込み、車を売りたいことを伝えます。
ディーラーが車種の装備を書類に記載していきます。
2WDか4WDか、パワステの有無、エアバッグの有無、走行距離など、必要事項を記載します。
その後、実際の車を確認しながら、傷がないか、エアコンは動作するか、前後に2mほど動かし、エンジン音などを確認します。
ここから値段の付け方ですが、パソコンを使って、Kelley Blue Bookで調べます。見ていた感じでは、個人が検索を行うような方法で情報を入力し、売却価格を出していました。
私の場合、ディーラーからは、14,240ドルでKelley Blue Bookと同じ値段でのオファーでした。
この値段から傷があれば、ひかれるそうですが、最終的な価格は、手間がかかるせいか、その場で売るときしか出してくれません。
売るときに必要な書類としては、
Certificate、Resistration、鍵2個です。
売却を決めた当日にチェックで支払ってくれます。ただし、もし帰国をする場合などは、出国の5日前には売却するように言われます。書類の不備などがあった場合に対応できないからです。
まとめ
車を販売する場合は、ディーラーに持ち込む場合は、Kelley Blue Bookの値段以下の値段になります。おすすめは個人売買で、Facebookを使うと比較的交渉しやすいでしょう。
個人売買の名義変更はUPSがおすすめです。2分で終わりますので、誰でも簡単にできますよ。