これから外壁塗装を検討している人、いきなり飛び込みで営業に来て、怪しんでいる人、
ジャパンホームワンドって詐欺?ぼったくりじゃない?評判は?
こういった疑問に答えます。
飛び込み営業でやってきたジャパンホームワンドで外壁塗装を実施しましたので、その時の営業トークと、契約を決めた理由を紹介します。
結果的には、良い塗料を使っているので、少し高めですが、おすすめですよ。
※諸事情により、画像に一部モザイクをかけており、見にくくなっております。
営業トークについて
「今、このあたりを回っていますので、話だけでも聞いてもらえませんか?」
こういった文言で始まります。
怪しさ満開、騙す気満々ですよね。勘弁してほしいです。だから飛び込み営業は嫌なんです。しかも岡山から、わざわざ関西圏に営業に来ているんですよ。近所から大丈夫か?詐欺じゃないか?の心配メールも。。
おそらく、ジャパンホームワンドの訪問営業に会う人は同じ流れと思いますので、この後の話を参考にしてください。ちなみに、決して詐欺じゃなかったですよ。
2回に渡って行われる訪問営業
この営業は2回に渡って行われますが、まずは訪問してきた若手の営業マンから始まります。
近所を回っていたようで、たまたま妻が最初に話を聞くことに。あとで聞くと、1000軒回って、1軒あるか無いかの話を聞いてくれる家だったようです。そりゃ営業も必死になりますよね。
(ちなみに、これは冗談だったようですが…)
話の流れは、
・築何年か?
・外壁塗装が大事なこと無料見積もりだけでもしてほしいこと
・自宅にチョーキングと呼ばれる劣化が出ていること
と、興味をもつための流れに持っていく感じです。
ただ、ここまでは、そこまで強引では無く、玄関で立ち話をする程度でした。その時間は、20分程度でしょうか?
ところが、2回目の面談日は少々強引に予約されます。
この時には、見積書も持ってくるので、家の主人も必ず一緒に話を聞いてほしいことも要望してきました。
この理由は、この後、百戦錬磨のエースの営業マンを投入するためでした。
私自身、3年後くらいには外壁塗装しないとな。くらいに考えていた程度だったので、話だけ聞いて断ろうと思っていましたが、この営業マンに完全にやられました。
のちに、この営業マンに話を聞くと、この営業マンは、話を聞いてもらえれば、80%の確率で契約を取って来るそうです。
つまり、ジャパンホームワンドで2回目の話を聞く人は、80 %の確率で契約をする覚悟を持つことをおすすめします。
できることは、事前に相場を調べたうえで、一度考える時間を持つことくらいですかね。
そんな私は、事前に相場も調べず、この百戦錬磨の営業マンのトークにやられ、その場で契約してしましたからね。
ただし、いろいろ相場を調べると、少し高いですが、悪くないです。決して詐欺ではないし、いい会社だったことが分かります。でも、、やはり心配ですよね。そのトーク内容の詳細を紹介します。
百戦錬磨の営業マンのトーク内容
外壁診断書を中心に、じっくり机の上に資料を広げ、説明会は1時間に渡り行われました。
ポイントは、2点。
・一旦、外壁に水が浸透し始めると、どんどん劣化が進むこと
こういった一般的な外壁塗装をおすすめする理由を説明されます。ここまではおそらく、どこの業者も説明するのだと思います。
しかし、ジャパンホームワンドの営業マンは、ここからが違いました。以下の3点が大きなポイントです。
・手抜き工事によるトラブルが心配なら、希釈率ゼロのイノセンスを使うべき
・コストが妥当か分からないなら、30年の耐候性のあるイノセンスを使うべき
ジャパンホームワンドしか使用許可の出ていない米国製のイノセンスと呼ばれる塗料押しです。あとでこの塗料については説明します。
他には、
- この地域はまだ施工がないので、一番最初に施工してくれれば安くすること
- 今後、これ以上築年数が経てば、さらに費用が掛かる可能性があること
- 会社のバーナーを設置してくれれば、安くすること
こういった会話でした。
他にも、診断書には、写真とともに、心配点をあげています。断言はしておらず、どれも、「影響を与える場合がある」と控えめな表現にしています。
それでも、ネットで見る飛び込み営業の詐欺のお手本のような会話そのままですが、私の場合、事前に外壁塗装の調査していなかったので、納得していまいました。
今から紹介する、営業トークが本当かどうかは分かりませんが、私が契約した理由を4つ紹介します。
ジャパンホームワンド(JAPAN HOME WAND)で契約した理由
あと付けや、営業マンの言っていた項目そのままの内容も多くありますが、
- きちんと塗装範囲を測定してくれているので、悪徳ではなさそう
- 希釈率ゼロのため、塗料を薄める可能性は低く、トラブルはなさそう
- 見積が、足場/洗浄/養生/2回塗りなど、項目毎に細かく計算されていること
- 相場より少し高いが、耐候年数30年と思えば、コストパフォーマンスがいいこと
以上の4点、営業マンのトークに納得したので契約を決めました。
一方で、まだ納得していない、心配している点もあります。
- 30年の耐久塗料とあるが、ジャパンホームワンドの保証は10年間のみ
- アメリカで実績40年の家でチョーキングが出ていないが、他の実績は?
- イノセンスはアメリカの塗料だが日本の気候にあっているか?
- 耐久性が高い分、汚れが付きやすいというネットでの口コミ
- 値段が相場よりも高いが、10年毎に塗り替えた方が外壁もキレイになるのでは?
- 最初の1軒目なので割引率が高いと言うが、実際はいくら?本当?
- 最初の見積で高額な金額を出し、一気に値引きをする手口が怪しい…
などなど、契約を決めた理由の方が少なく、実際は心配ばかりです。
ただ、こればかりは、他と比較もできないですし、年数が経たないと分からない項目なので、現段階では答えは出ません。営業マンのトークを信頼するしかないですね。
決めた理由1:塗料は40年間!?劣化していないイノセンス?
ジャパンホームワンドでは、アメリカのイノセンスの塗料を使います。
私自身、アメリカに赴任していたこと経験もあったため、特に日本の塗料にこだわりありませんでしたので、アメリカ製であっても、すんなり受け入れました。また、スターバックスでも採用されている!?と、それなら。と思ってしまいました。
ちなみに、この塗料ですが、アメリカで1980年施工されたモニター物件で劣化が見られないことから、かなりの耐久性があるとのころです。つまり40年間ですね。
なら、「いつ劣化するのか?」営業マンに聞いても、わからないとのことでした。
私は仕事で、製品開発をやっていますが、通常は、技術者たるもの、製品を売る人は、加速劣化の環境試験を実施し、限界のラインを知っていないと怖くて販売できないとは思いますが、、少し不安になりましたね。
このサイトには、ジャパンホームワンドのイノセンス塗料と同系列のピュアアクリルが紹介されています。参考までに紹介しておきます。
もし、アメリカの塗料に抵抗がある人は、日本ペイント、関西ペイントなど、日本の大手を選ぶことをおすすめします。この場合、ジャパンホームワンドにこだわる必要はありません。もっと安い日本の塗料があると思います。
ジャパンホームワンドを検討している人は、イノセンスがいいと思った人におすすめです。ネットで見る限り、他の業者の方が安い見積が出てきます。
ここのサイトでは、スタッコフレックス・イノセンスについて1級建築士が回答しています。
ちなみに、塗料のイメージが付かなかったので、営業マンに、こっそり近所で実績のある塗装した家を教えてくれました。仕上がりが心配な人は、見に行くことをおすすめします。見た限りでは、非常にきれいに塗装してあり、これも信頼たる理由です。
決めた理由2:希釈率ゼロのため、わざと薄くされる心配はなさそう
イノセンスの塗料は希釈率ゼロです。
ここからは営業マンのトークそのものですが、他の塗料は、希釈率に決まりはないそうです。つまり、安い見積や、悪徳業者の場合、薄めている可能性もあります。これは素人では判断できません。
私の場合、このリスクを抑えるためにも、少々高くても、希釈率ゼロのイノセンスを選びました。だって、ジャパンホームワンドは、飛び込み営業で、見積は高く…もう悪徳業者にしか思えませんよね。そのリスクヘッジです。
ちなみに、希釈率ゼロのため、非常に塗りにくく、技術がいるそうです。昔は、色々な業者が使っていたようですが、この技術がなく、きちんと塗れていないため、クレームがイノセンスに来たらしいです(営業マン談)。
このため、日本では、ジャパンホームワンドでしか認可をもらっていないようです。ただ、実際の業者は若い兄ちゃんが2人来ただだけでしたが。それなりの教育、研修を受けていると信じています。
決めた理由3:塗装範囲を実測に基づき詳細に計算してくれている
家の塗装範囲を計算した用紙になります。
悪徳業者の場合、適当に範囲を測定することが多いようですが、ジャパンホームワンドではきちんと1時間ほどかけて家の周りをグルグル回り、測定をしてくれてました。勝手口や玄関など、塗装範囲外は引き算をして計算しています。
また、屋根に関しては、グーグルアースから算出した範囲で計算しています。斜めになっている部分は、ある程度推定になっています。
足場の範囲は、1mほど家から離した範囲で計算をしています。このため、塗装範囲は、171m²ですが、242m²と、かなり広い範囲になっていますね。
また、塗料の量に関しては、営業マンは、もし塗っていて足りなくなった場合は、自分たちで負担します。と言っていましたが、実際は、塗る面積より10~20m²ほど多く見積しているとのことでした。ここは事前に確認し、交渉すれば、費用を安くできたかもしれません。
ちなみに、これらの塗装範囲は、家の設計図がある場合は、こういった方法が使わなくてもいいそうですよ。
決めた理由4:海外勤務帰りで資金の余裕があった
実際、この理由が大きかったかもしれません。海外勤務していたため、多少、お金に余裕があり、今やっておけば、当面、お金の心配はしなくていいか。と決めました。
またアメリカ駐在している間に、家を賃貸に出していたため、その収入で塗り替えをした背景もあります。
値引きの方法は?
さて、気になる値引きしてくれた手順ですが、
まずは、最初に提示してきた金額から、大幅に引いた金額を最初に提示されました。え?こんなに?と言う額でびっくりするくらいです。よくある話ですが、、
このあと、淡々と契約と金額の内訳について説明があり、どうですか?と契約を迫られます。
この時点で、夜7時から始まった説明会は夜8時半です。少し疲れていましたが、ここから営業マンの腕の見せ所です。
私の場合、半端な金額、になっていましたので、キリのいい金額まで下げてくれたら、今日契約する。と断言し、値下げをしてもらいました。例えば、220万円を200万円と言った感じです。
今思えば、その場で契約せずに、少し間を置いてからでもよかったかもしれませんね。夜も遅く、またこの値引きの会話を営業マンとすると、、迷うところですね。
ちなみに、その時の営業マンは、
この金額は厳しいです。。私の値引き額を超えてしまっているので、ちょっと本社に電話確認するので待ってください。
との事でした。時間はすでに21時頃でしたが、本社に電話し、
本日、〇〇様のところに来ているのですが、金額の値引きですが、〇〇円の値引きを希望されています。単価で〇〇〇〇円/mm2です。この地区では初めての施工になります。この後も、この地区での契約は取れるようにします。
と連絡し、無事に半端分は、値下げすることができました。
営業マンの値引きのポイントは、
2.自身が値引きできる金額は決まっていること
3.最初の施工地区であれば、多少の値引きはしてくれること
4.値引き額というより、施工面積の単価で決まっていること
まとめ
ジャパンホームワンドの営業トークは、怪しいが、話の筋は通っている。
値段さえ納得すれば、ご自身の責任で契約することをおすすめします。ただ、実際は、30年後にうちの外壁はどうなっているか分かりません。