帰任時の車の購入方法

アメリカ生活お役立ち

これから日本に帰任する人、海外から車を買いたい人、

「どうやって車を手配すればいい?」

こういった疑問に答えます。

海外から日本に帰任する人は、日本で持っていた車をすでに手放した人が多いと思います。

このため帰任したときに、車の手配が必要になってきます。ただ、海外からは手段がなく、大変だったので、その情報を記事にしました。

海外から車は購入できません

結論は、海外から新車はもちろん中古車でさえ、購入できません。

理由は、本人の必要書類(印鑑証明や実印押印、ご署名など)が必要だからです。
これらは、スキャンして送付しても対応してもらえませんでした。

お金を払えば買えそうなものですが、印鑑証明が無いと何もできません。かなり粘り強くディーラーと交渉したのですが、ダメでしたね。

なら、抜け道はあるか?

ディーラーからの提案は、日本に在住している家族に買ってらってはどうか?でした。ただし、購入した車の名義人は家族になります。

このため、後々には、名義変更をしなければいけませんが、そのときには、新たに車庫証明等の再取得や各種書類が必要になります。名義変更には、10日~2週間程度必要です。

ただし、ディーラーからは、この方法は、推奨はしていないとのことです。

理由は、あくまで現在日本(在住)の家族が乗る場合に買う方法だからです。海外在住の私が使用する事を前提としている訳ではありません。

また、法的には、家族名義のまま他の地域(車庫証明の保管場所と異なる地域)で日常的に使用される事に問題があるとのことでした。

大きな会社でしたので、あくまでも推奨していない、提案してない、ということを何度も強調していました。ただ、実際にところは??ですが…

日本の家族に頼めない場合

家族の車を使う場合は、何の支障もありませんが、家族も車を持っていない場合はどうするか?です。

一番簡単な方法は、知り合いから車を譲ってもらう。です。この場合、海外からすべての手続きができ、帰任後すぐに乗ることができます。

このときに必要なものは、車検証、保険の申込書のみです。ただし、車は、譲渡される事が前提となっています。

私の場合、知り合いから譲ってもらえることになったので、無事に車の手配が出来ました。

この方法では、まず、自動車保険に入会するために、名義変更する予定であることを保険会社に説明する必要があります。

車検証のコピーで構いませんので、譲渡日、譲渡人の名前、譲渡人との関係、譲受人の名前、譲受人のサインを書いて、譲受人の印鑑を押した書類を保険会社に送付してください。

あとは申込書を記入すれば完了です。印鑑証明、住民票など、日本国内の書類や手続きは必要はありませんので、海外からすべて対応できます。

詳しくは、東京海上日動のWEBサイトに載っていますので、参考にしてください。

他人名義の車で自動車保険に加入できるの? | 自動車保険の&e(アンディー)
イーデザイン損保の自動車保険【&e(アンディー)】公式サイト。「他人名義のお車で自動車保険に加入することができるのか」について説明します。また、他人名義のお車を運転する際に知っておきたい「補償」についても説明します。

もし、廃車寸前の車が知り合いにあったり、余っている車があれば、この手続をすることによって、レンタカーやリースよるも費用を抑えることができ、帰任後もすぐに車に乗ることができますよ。

最後に

帰任するときには、それなりに貯蓄もたまっており、新車が欲しくなる人も多いと思います。

そんなとき、海外から本人は購入することは出来ませんが、日本に在住している家族であれば、購入することが可能です。

ただし、日常で使う場合、法律上問題がある。と言われていますが、実際のところ、誰にも分かりませんし、名義が異なっていたところで、自動車保険に加入することも可能です。ただし、すみやかに名義変更は変更しなければいけません。

私の場合、新車が欲しい、というより、最新の安全設備が充実した車が欲しい。が実情でした。
アメリカの広い道路で走っていたのに、急に、道幅の狭い日本の地域で運転するとなると、怖くて運転出来ません。

ただ、購入には時間がかかりますので、とりあえずの車で過ごし、あとでゆっくり探したほうがいいかもしれませんね。

どうしても新車が欲しい場合、トヨタなど大きな会社に相談すると、購入できませんので、自己判断で家族に購入してもらうことをおすすめします。

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