アメリカで歯の治療をする人、これからセラミックの歯を入れようと思っている人、
「費用はどのくらい?時間はかかるの?」
こういった疑問に答えます。
妻の奥歯にかぶせている銀歯が取れたため、治療しました。その費用と内容を紹介します。ただし、州によっても値段が違いますので、費用は病院で確認することをおすすめします。
今回、処置してもらったのは、アリゾナ州の日本人歯医者のクボタ先生です。
歯医者の紹介記事はこちら。
アメリカで銀歯からセラミックにする費用は714ドル
今回、治療した内容は、奥歯にかぶせている銀歯をセラミックに変更することでした。
結論は、714ドルでした。
アメリカでは、歯医者は保険適用外になりますので、費用が高くなりがちです。
日本の場合は、銀歯のみ保険適用され、2000円程度ですが、セラミックの場合4万円ほどです。
ちなみに、この記事ではクラウン(Crown)と呼ばれる単語がよく出てきますが、このクラウンというのは、歯茎から上に出ている部分のことを言います。
今回、クボタ先生は、
クラウンを少し削って、銀歯の代わりに新しいクラウンを入れましょう
と言っていましたが、最初はクラウン?と何のことか分かりませんでした。ただ、日本人の先生でしたので、分かりやすく説明してもらいました。
今回、かかった治療の内訳としては
Crown – porcelain/ceramic substrate.: 612ドル
になります。では具体的に何をしたのか、その内容を紹介します。
CORE BUILD-UPの治療内容;102ドル
セラミックの歯を入れる前に必要な治療となります。
簡単言うと、新しいクラウンをかぶせるための歯が、折れたり、虫歯が原因で歯の一部が壊れている場合に、歯に土台を作る治療のことです。
最終的に、この土台を使って、新しく付けるクラウンのために、削ったりして、全体的な形状を作ります。このときに、新しいセラミックの歯が完成するまで、一時的な被せものをします。出来るまで約2週間ほどかかります。
Crown – porcelain/ceramic substrate.の治療内容;612ドル
セラミックの歯を付ける治療のことです。
新しいセラミックの歯ができると、一時的にかぶせてたクラウンはすべて除去され、新しいクラウンを付けます。
この新しいクラウンですが、真っ白な歯にするか、今の歯に合わせた色にする選べることができますよ。
もし、将来的にホワイトニングをする可能性があるなら、真っ白の方がおすすめです。
治療の明細書のコードが治療内容を示している
治療時の明細書には、それぞれ歯科コードが書かれていますので、何の治療をしたのか後で分かります。
今回であれば、D2740とD2950ですね。
参考までに、アリゾナの一般的な費用がコードとともに記載されているリンク先を紹介します。治療後のレシートを見て比較してみてください。
銀歯からセラミック治療はどうだった?
きれいに治療してもらい、大満足でした。
予定通り、セラミックの歯は2週間後に完成しました。
費用は合計で714ドル。先ほど紹介したリンク先のコード一覧に載っている価格とほぼ同じで、アリゾナの一般的な値段ですね。
アメリカの方が歯の治療レベルは日本より高いとも言われており、クボタ先生も例外ではありません。
アメリカ駐在員の人は、会社から治療費が支給される場合もあると思いますので、この際、日本で治療していた銀歯をセラミックに変えてみてはいかがでしょうか?
最後に
アメリカでは歯を健康に保つことに気を使っています。歯がきちんとしていない人は、仕事も出来ないと言われているくらいです。
定期検診は半年に1回無料で行ってくれますし、フッ素も付けて、虫歯予防もしてくれます。
是非、定期的に歯医者へ行くことをおすすめします。
歯医者の紹介記事はこちら