これから日本へ一時帰国する人
「手続きはどうなってる?入国の時の手順は?」
こういった疑問に答えます。
2020年コロナウィルスで、アメリカから日本へ帰国する人は困っていると思いますので、入国時の経験談を交えて、情報をまとめました。
まずは、これから帰国する人にアメリカから日本へ行くためのフライトを紹介します。
アメリカから日本へ行くフライト(2020年5月18日現在)
ニューヨーク | 羽田-ニューヨーク | NH10/ | 水曜運航 |
NH9 | 木曜運航 | ||
シカゴ | 羽田-シカゴ | JL010/ | 水曜運航 |
JL009 | 金曜運航 | ||
成田-シカゴ | NH12/ | 毎日運航 | |
NH11 | |||
サンフランシスコ | 成田-サンフランシスコ | NH8/ | 木曜運航 |
NH7 | 火曜/木曜運航 | ||
ロサンゼルス | 羽田-ロサンゼルス | JL016/ | 水曜運航 |
JL015 | 木曜運航 | ||
成田-ロサンゼルス | NH6/ | 毎日運航 | |
NH5 | |||
バンクーバー | 成田-バンクーバー | JL018/ | 土曜運航 |
JL017 | 日曜運航 | ||
羽田-バンクーバー | NH116/ | 水曜/金曜運航 | |
NH115 | 水曜/金曜運航 |
かなりの便数が減っています。
今後も状況により変動する場合があるため、もし帰国を考えている方は早めに行動することをおすすめします。
また、直行便がない地域に住んでいる人は、そこまでの移動手段も考えないといけませんので、航空会社に直接問い合わせてください。
2020年4月3日以降の検疫について(PCR検査の義務)
ニューヨーク総領事館から、日本時間4月3日午前0時以降に日本に入国される日本人に対しては、全員にPCR検査と保健所等による定期的な健康確認が実施されることとなったと発表がありました。
PCR検査というのは、コロナウィルスかどうか確認するものです。入国前に検査してくれるので、家族がいる人にとっては安心ですね。
厚生労働省のサイト
法務省のサイト
PCR検査がない状況での入国手順
私の場合、まだそこまでコロナウイルスは騒動になっていませんでしたので、日本到着後には、PCR検査は全員必須ではありませんでした。
ただ、感染の多い地域や発熱などの症状があった場合はいわゆる Secondaryで追加検疫が必要になりますが、ここに入れられると、検査結果がでるまでに 6時間ほどかかるそうです。
何とか入れられないようにする人もいたようですが、家族のことも考え、自己申告は必ずしておきましょう。
検疫を通過し、入国審査までは約30分程度でした。
ただ、これは今後の状況によって大きく変動すると思います。
検疫ではテーブルを追加し、多くの検疫官が事前書類確認を実施し、その後、検疫窓口で書類を提出するという流れでした。
これは、当時の書類のため、状況が変わるたびに内容が増えているようです。
その後、渡航国に応じ、赤の紙(PCR検査要:出入国管理及び難民認定法に基づき上陸拒否 を行う対象地域)か青の紙(指定の流行地域)が渡され、指定場所(ホテル・自宅)2週間 での待機要請と公共交通機関の不使用が要請されました。
空港からホテルまでは、レンタカーを使ったのですが、空港近くのレンタカー事務所まではレンタカー会社のマイクロバスで移動しました。
このときには特段の注意事項を受けることはありませんでしたね。このあと、レンタカーはホテル近くの営業所に乗り捨てしました。
この時点ですでにレンタカーが借りにくい状況でしたので、家族に迎えに来てもらうことが一番です。
ホテルチェックイン時には、待機者用のホテル側の対応として、滞在中はタオル交換、 シーツ交換など部屋に入室してのサービスは実施しないことや、ホテル内を移動する場合は マスクを使用することを要請されました。タオル交換やゴミの引き取りはドアの外で行われます。
また、ホテルも14日間手配して、事前にこの状況での利用だと話さなければチェックイン時に断られるケースも多いようです。きちんと説明をするようにしましょう。
事前に承諾を得て宿泊をしたとしても、チェックイン時に誓約書を書かされたり、ご家族も未就学児のみ同室可で一人一部屋で入っていただくことが前提になっているホテルが多く、タオルやシーツもホテル従業員の方と会わず、14日分を一度に渡され、自身で交換する状況でしたね。
また、外出することも制限がかかることがあり、基本ルームサービスのみというホテルもあるようです。そのときには、ドアの前にご飯を置いてノックだけされます。
何だかんだと14日間で何も無ければ無事帰宅できます。
以上、いかがでしたでしょうか?
今後どんどん状況が変わると思いますが、日本への帰国を推奨している日本企業もあるので、参考になればと状況を共有しました。
アリゾナのコロナウィルスの状況はこちら
コロナウィルスでアメリカから日本へ帰国する方法(2020年5月18日時点)