アメリカの強力粉・中力粉・薄力粉の種類

アメリカ生活お役立ち
こんにちは。
アリゾナ駐在員のSaguaroです。
これからアメリカでお菓子、パンを作る人
「強力粉と薄力粉はどれを選べばいいの?小麦粉の種類を教えて欲しい」

こういった疑問に答えます。

小麦粉の種類

日本では、強力粉、中力粉、薄力粉と名前が付いているので、どの小麦粉を使えばよいか判断がしやすいですが、アメリカの場合、どういった基準で、何を選べばよいのか分かりません。
見分け方としては、小麦粉に含まれるタンパク質の割合によって、その種類が決まってきます。おすすめの小麦粉とともに紹介します。

Bread Flour(強力粉)

日本ではタンパク質の割合が12%以上のものが強力粉と呼ばれています。パンやお菓子を焼く場合は、強力粉を使いますよね。
青色のパッケージの小麦粉ですが、All-purposeと書いてあり、中力粉のことですが、タンパク質の割合は13%のため、強力粉として使用しても問題なく、パンを作る時の妻のおすすめの小麦粉です。

All Purpose Flour(中力粉)


日本ではタンパク質の割合が10~12%のものが中力粉と呼ばれています。すべてに使えると英語で書いていますが、使えませんので、注意してください。フランスパンを作る時におすすめです。また、たこ焼き、お好み焼きなどにも使用できます。

Cake Flour(薄力粉)


日本ではタンパク質の割合が8%程度のものが薄力粉と呼ばれています。
Cake Flourと書いていますが、一般的に日本で一番よく使う薄力粉のことです。

この小麦粉は妻から聞いたケーキやお菓子におすすめの小麦粉です。タンパク質の割合は6%です。

スーパーでわざわざタンパクの割合を計算することは面倒ですが、最初の購入時だけは、成分表を見て計算することをおすすめします。

他の小麦粉の種類も紹介

Pastry Flour(薄力粉)

Cake Flourよりタンパク質含有率が高めのものです。
薄力粉と同等の使い方ができ、ケーキよりは、パイ生地やクッキーに使うことをおすすめします。

Bleached(漂白済)とUnbleached(未漂白)
アメリカでは小麦粉を白く見せるために、漂白しているものがあります。
感覚的なものですが、漂白!?と言われると何だか嫌なので、Unbleached(未漂白)を選んでいます。
Self-Rising Flour(中力粉+ベイキングパウダー+塩)

最初から、パンを作ることができる成分が入っていますが、美味しく焼くことは難しいので、おすすめしません。
Whole Wheat Flour(全粒粉)

Whole Wheat Pastry Flour(軟質小麦の全粒粉)

お菓子で使う方も多いと思います。少し焼き加減を薄力粉と変える必要がありますが、ちょっとした見た目を変える材料としてはおすすめです。
ベーキングパウダー

妻のおすすめのベーキングパウダーです。スーパーで売っていることも多いですが、アマゾンなどのネットショップでも購入可能です。
以上、いかがでしたでしょうか?
いろいろな種類がありますが、Bread Flour(強力粉)、Cake Flour(薄力粉)の2種類を覚えておけば、たいていのものが作ることができると思います。
アメリカのパンは美味しくないことが多く、私の子供たちは食べません。また、お菓子は甘すぎて、毎日食べさせるには抵抗があります。
もし、ご自宅でパンやお菓子を作ることができれば、更に健康に気を使って生活できると思います。
是非、挑戦してみてください。

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