アメリカ駐在員はJALグローバル会員になるべき理由

アメリカ生活お役立ち

これからアメリカ、アリゾナに駐在する人、家族帯同で一時帰国する人

「ステータスは持っておいた方がいい?具体的なメリットを教えて欲しい」

こういった疑問に答えます。

海外駐在をしていると、一時帰国したり、出張する機会が増えます。このとき、ステータスを持っているとマイルをためるのに有利であったり、ラウンジが使えたりと、いろいろな恩恵がありますので、その内容を紹介します。

私の場合、駐在中にJALから特別に、裏技でサファイヤステータスを付与してもらい、その後、正式にサファイヤステータスを獲得、JALグローバル会員になりました。

この記事では、JALに特化してその内容を紹介します。

家族帯同者の駐在員にグローバル会員をおすすめする理由

ステータスは合って困らないことはありません。子連れ家族におすすめのメリットを4つ紹介します。

1.無料の預け入れ荷物の重量が23kgから32kgに増える

一般会員の場合、23kgしか運べないですが、JGC会員になると、28kgまで無料で預け入れ可能になります。この10kgの差がとてつもなく大きいです。

いくらアメリカで日本食材が手に入るようになってきたとはいえ、まだまだ種類は少ないので、一時帰国ではできるだけ日本の食料を持って帰りたいですよね。
こんなとき、10kgがプラスされるだけで、かなりの食料を持ってかえることが可能になります。

例えば、醤油であれば5本。半年以上は過ごせます。また、レトルトカレーは以外と重宝します。日本の食材を配達してくれるサービスでは、肉が入っていると輸入できないので、アメリカ国内ではなかなか見かけることができません。こういった数百円のものでも、チリも積もればと、最終的に、かなりの荷物量になります。

2.ラウンジに入ることができる

私の場合、一時帰国のときは、乗り継ぎのため、ロサンゼルスで4時間ほど待つことが多く、ステータスが無いころは、バーガーキングの硬いイスで過ごしたり、ゲートの前のイスで待ったりと、あまり快適ではない過ごし方をしていました。

このため、ラウンジの利用は必須でした。2人の子連れでしたので、旅の疲れは全然違いますよ。ロサンゼルスであれば、キッズルームも準備してあるラウンジもありますので、4時間なんて、あっという間です。

3.座席の指定が優遇されている

アメリカ国内の場合、アメリカン航空で旅行用の航空券を取ることが多いのですが、ステータスを持っていると、前方の幅が広い座席を指定ができ、また前方であるが故に、機内持ち込み荷物も座席上のキャビネットに収納することができます。

このおかげで、100%の確率で家族は隣同士で座れました。

4.荷物が先に出てくる

ステータスが付いていると荷物は比較的早く出てきます。またステータスが付いてからというもの、ロストバゲージもありませんので、これは気づいていないところでメリットがあるのかもしれません。

また、荷物が早く出てくることで、レンタカーの窓口へいち早く行くことができ、乗り継ぎ時間が少ない場合も余裕を持って向かうことができます。

JALグローバル会員になるには、サファイヤステータスが必要

JALグローバル会員になるためには、まずサファイヤステータスを獲得しなければいけません。

私の場合、アリゾナと日本を4往復する必要がありました。ただし、私の場合、出張や一時帰国を合わせると、年3回しかアリゾナと日本を往復する予定はありませんでした。

そこで、関西在住の人に使える裏技ですが、私の場合、3回往復では、3000 FLY ONポイントほど足りませんでしたので、日本に帰る便を、ロサンゼルス→羽田→伊丹と、関空便を敢えて避け、日本国内便を入れることで足りない分のポイントを補うことが出来ました。

この方法は、値段は変わりませんので、乗り継ぎが面倒なこと以外、とくにデメリットはありません。

ちなみに、この羽田→伊丹の片道だけで500 FLY ONポイントを獲得できますので、是非関西圏にお住まいの方は試してみて下さい。

JALグローバル会員の維持費

一度、サファイヤステータスを取ると、JALゴールドカードを作ることで、JALグローバール会員への参加資格が獲得できます。ただし、会員維持のためには、クレジットカードも維持する必要があります

このクレジットカードの維持には、一番ランクの低いJAL CLUB-Aカードで、年間1万円かかります

もし夫婦でJALグローバル会員になりたい場合、旦那一人がJALグローバル会員になっていれば、クレジットカードの家族カードを作ることで、家族もJALグローバル会員になることが可能です。

もし2人がJALグローバル会員になれば、ラウンジには1人無料で招待できますので、家族4人でラウンジを使うこともできます。また、荷物の重量制限が増えるのであれば、かなりメリットがあると考えています。

私の場合は、駐在が終われば、妻のクレジットカードは解約し、私のみがステータスを維持し、出張などで恩恵にあずかろう思っています。

また、数年後に旅行に行く場合は、妻のクレジットカードを復活させ、JALグローバル会員を再びもらおうと思っています。

グローバル会員と同じ恩恵を受ける裏技

こえは実際に私がやっていた方法ですが、航空会社に直接問い合わせをして、ステータスをつけてくれ。と依頼すれば、サファイヤステータスを獲得できます。

そんな事できるの?と思われがちですが、1年間限定で付与してもらうことが可能です。

アメリカに進出している日本企業であれば、少なからず日系航空会社(JAL、ANA)とのつながりがありますので、人事や総務に聞いて、直接担当者に連絡を取ることができるか聞いてみましょう。

ちなみに、アリゾナの場合は、ロサンゼル支社の人が担当でした。

初年度、私はANAを使っていたのですが、ステータスはなく、一番下のブロンズでした。

そこで、アリゾナ担当の人に、今年はJALを使うので、ステータスをつけてくれないか?と打診をすしたところ、1年間限定で、サファイヤステータスまで上げていただきました。

JAL側からすれば、ANAから乗り換えてもらえ、航空券代が儲かるのですから、ステイタスを付けることにデメリットはありません。
それに一度ステータスがつくと、今後も使い続ける可能性は非常に高いですしね。

そんな私も、ステータスが付いてからは、JALしか乗っていません。

ただ、残念ながら、このサファイヤステータスには、さすがに、グローバル会員になる資格はありませんでした。サファイヤカードが送られてきた時の注意事項に、ちゃんと書いてました。

そんなに世の中甘くありませんでした…

このため、仮で付与してもらったサファイヤステータスを使い、1年間、地道に飛行機に乗って、サファイヤステータスを取得しました。このとき、たとえ、仮のサファイヤステータスであったとしても、マイルは通常の2倍はたまり、荷物の重量制限も増えますので、メリットは大きかったです。

注意点としては、JALにお願いしたからと言って、必ずしもサファイヤステータスがもらえるとは限りません。

私の場合は、ANAを使っていたことから、乗り換えてくれたら、JALを今後も使ってくれる可能性が高いと判断してくれたのだと思います。

最後に

駐在員の場合、一時帰国はイベントとして必ずあると思います。また旅行も飛行機を使って行くことが多いです。

そんな時、ラウンジが使える、使えないとでは、旅の快適さが違います。

まずは最初に、住んでいる地区の日系航空会社の担当に確認し、ステータスを付与してもらいましょう。そのステータスを使って、マイルを効率よくため、是非、JALグローバル会員を目指して下さい。

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